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ウロコ定期便5月号のテーマは、『ゴミを減らそう!みつろうラップづくり』です。

普段当たり前のように使っている「ラップ」ですが、1度使ったらゴミとしてすぐに捨ててしまいますよね。それが当たり前だと思っているかもしれませんが、みつろうラップなら使い捨てることなく、繰り返し使うことができるのでゴミを減らせてエコな暮らしに一歩近づきますよ!

作り方動画

用意するもの

・みつろう(10g)
・植物油(ティースプーン1杯)
・軍手
・布(20cm×20cmサイズ)
・クッキングシート×2
(①30cm×20cm程度・②30cm×60cmにカットしたもの)
・平らなお皿1枚
・アイロン
・アイロン台
・新聞紙
・フライパン
・耐熱容器(ツナの空き缶など)
・割り箸(枝でもOK)

手順

所要時間:約20分

●まずは、みつろうを溶かして植物油と混ぜあわせ、みつろうラップ用のみつろうチップをつくります

① 空き缶にみつろう10gと、植物油ティースプーン1杯を入れます。
point1→缶はツナの空き缶など深すぎないものがオススメです

②浅めのフライパンに水を張り、その中に1を置いて火にかけ、みつろうを溶かして油とよく混ぜ合わせます。
point2→水が多すぎると缶が浮いてしまうので、水の量に気をつけましょう。缶を触るときは熱いので軍手をはめるなどして注意してくださいね!
point3→みつろうと油を混ぜ合わせる時は、混ぜる棒に注意してください。みつろうが棒についたまま冷えて固まるととても取りづらいので、自然に還せる木の枝などを使用するのがオススメです。

③ 2のみつろうが完全に溶けたら、お皿の上にクッキングシートを敷いて、その上に2を流し広げます。
point4→みつろうはすぐに固まるので、火からあげたらスピーディーに作業しましょう!

④ ③が固まったらみつろうチップの完成です!
point5→常温でもすぐに固まりますが、とにかく急いでいる!なんて時は冷蔵庫に入れてみてください。

●みつろうチップを使って、みつろうラップを完成させます。

⑤ アイロン台の上に新聞紙を敷き、その上にクッキングシートを置きます。クッキングシートの半分より左側にラップにする布を置き、その上にみつろうチップをちぎりながらまんべんなく載せます。
point6→アイロン台やテーブルの上にみつろうが溶け落ちると後の処理が大変ですので、新聞紙は余裕を持って敷くようにしましょう。

⑥クッキングシートを半分に折って、配置した布とみつろうチップの上を覆うようにしたら、中温〜高温に温めたアイロンを押し当てます。
point7→アイロンにみつろうがついたら大変なことになるので、アイロンは絶対にクッキングシートからはみ出ないように使用してください。

⑦アイロンの熱で溶けたみつろうチップが布に吸われていくので、布全体にしっかりと染みこませていきます。

⑧ アイロンを置き、クッキングシートからみつろうチップを吸い込んだ布をペリペリと剥がします。布の隅をつまんで、パタパタと風に当てるように乾かしたら完成!

使ってみよう!

みつろうラップは作っておしまいではないので、実際に早速使ってみましょう!例えば、玉ねぎって意外と1度に丸々一玉使えない、なんてことはありませんか?そんなときは、残った半玉をみつろうラップでくるんでおくだけでラップと同様の効果が得られます。食べきれなかったおかずも、みつろうラップでお皿を覆うことが出来ます。

1度使ったら、水で流して乾かして、また使えます。ただ、使用に向かない場合もありますので気をつけてくださいね。

注意点

①熱に弱いので、みつろうラップでおむすびを握ったりはできません。
②電子レンジでは使えません。
③酸の強いもの(レモンなど)の断面を覆うのには不向きです。
④油っぽいもの、生の魚・肉類への使用は避けてください。

暮らしの中のラップすべてをみつろうラップに変えることはできなくても、ひとつずつでも変えてゴミを減らしていきましょう!

この記事を見てみつろうラップを作ったら、使用シーンを「#暮らしの目からウロコ​」で投稿してください!あなたの使い方がみんなのヒントになります。

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