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ウロコ定期便12月号のテーマは、『和精油で森と海を守る〜間伐材を使ったアロマバーム作り〜』です。

私たちの生活は、多くの恩恵を森から受けて成り立っています。住宅はもちろん、なにげなく使っている道具も、森から採ってきた木材が使われています。プラスチック製品が多い近年ではありますが、私たちは森と密接に関わり合いながら暮らしています。

そして、森の恩恵を授かるのは私たちだけではありません。豊かな森は海に恵みをもたらします。それは森の栄養分が川を通って海へ流れ着き、海の微生物を育み、健やかな海をつくります。
そんな私たちが生活する上で重要な役割を果たす森が、日本では深刻な問題に直面しています。

現在、日本の森の40%は木を間引く作業である間伐作業が必要と言われています。森の手入れを怠ると、森本来の機能が失われ、土砂崩れなどの災害を引き起こす可能性も高くなり、森そのものがなくなる可能性もあります。

日本の森を間伐しなければいけない理由

なぜ日本の森は間伐をしなければいけないのでしょうか。それは高度経済成長期にたくさんの木材が必要だったため、森林を切り崩し、生育の早いスギやヒノキを森のことを考えずとにかく植えたことが大きな原因と言われています。
国の発展のために植えられた木は密集しており、陽光が差し込まないため光合成が出来ず、木の生育が悪くなり、しっかりと根を張ることができません。根の浅い森林に大雨が降ると土砂災害が起こる可能性が高くなり、近年は森の手入れ不足による災害が日本各地で起こっています。
ただ、林業界の高齢化や人手不足、安価な外国産の木材の輸入により日本の森林は間伐が進まない状態となっています。

ここまでの話はとても規模が大きく他人事のように感じるかもしれません。
けれどこれは、日本に住むすべての人にとって関わりのある問題です。私たち暮らしの目からウロコは、まずは木を身近に感じてもらいたい、そして森林問題について少しでも考えを巡らせるきっかけにしたいと思い、ウロコ定期便12月号を企画しました。

今回ご紹介するウロコ人(Licca 長壁総一郎さん 早也花さん)

今回ご紹介するウロコ人は、群馬県みなかみ町という森林に囲まれた町でエッセンシャルオイルをつくっているLiccaの長壁総一郎さん・早也花さんです。

お二人は間伐材を使用したエッセンシャルオイルを販売しており、商品の売り上げが森の手入れに直結するお仕事をしています。ウロコ定期便12月号ではLiccaさんをお招きし、木を少しでも身近に感じてもらえるワークショップを開催いたします。
Liccaさんの取り組みや日本の森林問題の現状についてお話いただいたインタビュー記事もぜひ合わせてお楽しみください。(12月上旬公開予定)

ウロコ定期便12月号の内容

エコでエシカルな暮らしを一緒に楽しむコミュニティ、ウロコミュニティ会員のみなさまには以下をお届けします!

★キットの送付 
*コミュニティ会員限定
・エッセンシャルオイル 2本
・ミツロウ 6g(一度に使う量は3gです。今回は2回分の量をお届けします)
・アルミ容器 1個

★オンラインイベントの開催

和精油で森と海を守る〜間伐材を使ったアロマバーム作り〜
日時:12月18日(土)10時〜12時
場所:オンライン
ゲスト:Licca 長壁総一郎さん・早也花さん

料金・参加方法:
○コミュニティ会員…無料
ウロコミュニティFacebookグループにご案内するzoomURLよりご参加ください。

○非コミュニティ会員…<アロマバームのキット付きチケット/2,800円><視聴のみチケット/1,500円>

チケット購入はこちらから

★アロマバームの作り方
アロマバームの作り方を以下の記事にてご紹介しておりますので、ぜひご自宅でチャレンジしてみてください!
https://urocommunity.com/kit202112/

 

暮らしの目からウロコではエコでエシカルな暮らしを楽しむコミュニティやイベントを運営しています。ウロコミュニティ第2期は2021年12月から2022年5月まで活動しています!
第3期は2022年6月より募集予定です。各種SNSをフォローして最新情報をチェックしてくださいね。
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