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この記事はエコでエシカルな暮らしを一緒に楽しむオンラインコミュニティ、ウロコミュニティ会員の方々がコミュニティ活動を通して感じたことや変化したことをお伝えします。

今回、お話を伺ったのは兵庫県加古川市在住の小村真依子さん(30歳)。ウロコミュニティでは、「じゅじゅちゃん」と呼ばれています。じゅじゅちゃんは小学校教員として働いており、ウロコミュニティのイベントに元気に明るく参加してくれる、笑顔が素敵な女性です。

では、じゅじゅちゃんがウロコミュニティで感じたことや心境の変化を聞いてみましょう。

聞き手:城戸和美(暮らしの目からウロコ・わくわくクリエイター)

かずみ まず、じゅじゅちゃんがウロコミュニティに入ったきっかけはなんですか?

じゅじゅちゃん 実は、私は今までエコに興味はほとんどありませんでした。エコに取り組む人は意識高い系だと思っていたんです。でも、運営者であり身近な和美さんがエコに関心があり、エコの話をよく耳にしていました。そして、和美さんからオンラインコミュニティを立ち上げる時に誘われて「おもしろそう!」と軽い感じでウロコミュニティに入りました。

かずみ きっかけは私が誘ったからだね!(笑)第1期に参加してみて、印象的だったコミュニティの活動を教えてください。

じゅじゅちゃん 自分の手を動かしてグッズを作るウロコ定期便が印象に残っています。特にプラなし生活の古賀さんが登場したプラスチックフリーがテーマのウロコ定期便は、麻ひもたわしを作りながら、プラスチックフリーについてのお話を聞けるので、より生活の中に入ってきやすかったです。

第1期にてプラスチックフリーについて学んだウロコ定期便7月号はこちらからご覧ください。

イベントに参加した後から、身の回りのプラスチックが気になり始めました。たとえば、ゴミを捨てるときに、プラスチックの末路を考えたり、本当にこうやって捨てていいの?と思ったり、街中に落ちているプラスチックゴミをみて、これがどこにいくんだろうと考えたりするようになりました。

(第1期のウロコ定期便7月号でみんなで作った麻ひもタワシ)

運営メンバーもコミュニティ会員と同じ立場で活動していることが安心

じゅじゅちゃん もう一つの印象的だった活動はウロコラジオです。

ウロコラジオ…コミュニティ会員向けにイベントの裏側やコミュニティのFacebookグループ内で話題になったことをざっくばらんに運営メンバーが話すライブ配信

運営メンバー3人の受け入れてくれる雰囲気が伝わるから好きですね。ゆかっちさんが鋭いツッコミを飛ばして、和美さんが「えー、そうかなぁ」と笑って、あづにゃんさんが「まぁまぁ」と次の話に持っていく感じを聞いているのが楽しい(笑) 

あと、イベント開催やコラボ先との調整の裏側が聞けるのもウロコラジオが好きな理由です。
運営メンバー側もコミュニティメンバーと同じ立場であるとわかることも嬉しい!例えば、運営メンバーも「わたしたちも初めて知りましたー!」と言っているのを聞くと「そうやんな。みんな知らんよな」って思えるので安心します。プロセスエコノミーというか、こんな感じでイベントを作っていくんだと知れることが、ウロコラジオの面白さですね。

1人だと行動できないことも、コミュニティの仲間がいるから楽しく取り組める

かずみ じゅじゅちゃんは手仕事に興味があるイメージがありますが、これはウロコミュニティの影響もありますか?

じゅじゅちゃん 元々、みんなが使わなくなったもので何かをすることに興味はあったんですが、友達に関心があると話すと「意識高い系」と思われるからあまり話をしていませんでした。また、自分で手作りをするって、やり方を見て、材料を揃えて、実行に移すという作業があり、1人だと行動に移しにくかったんです。
でも、ウロコミュニティのFacebookグループでは、果実酒を作ったり、ヘチマたわしを作ったり、みんな当たり前のように手仕事を暮らしの中に取り入れています。

また、ウロコ定期便の内容も編み物したり、みつろうラップを作ったりと手仕事系のものが多く、手仕事へのハードルも下がりました。それに加えて、ウロコミュニティを通してコミュニティ会員同士の横のつながりもあり、Facebookグループで暮らしのできごとを共有してくれるから楽しかったんだと思います。”みんな”でやっている感じがありますもんね。

最近は手仕事でやりたいことがどんどん増えていて、野草ブーケを始めています。今後やりたいのは、ダーニング。これは第2期のウロコ定期便でもやりますよね!みんなで一緒にやる場をウロコミュニティで提供してもらえるのは嬉しい。あとは今年はできなかったので、来年は梅を漬けたいと思ってます。今までにやったことないことをする。って大人になったらあまりないですからね。


(最近のマイブーム、野草ブーケを作るじゅじゅちゃん)

毎日が”新しい”で囲まれた子どもたちに寄り添えるようになる

かずみ じゅじゅちゃんは小学校の先生をされていますが、ウロコミュニティで得た知識はなにかに活用されていますか?

じゅじゅちゃん エコやエシカルなことについて、ちゃんと知った上で体験が必要だと思いました。今までは正直、情報と体験を切り離して考えていたところもありました。例えば、見学にいくことが大切で、行ったら子どもたちは何かを学んでくれると思っていたんです。でも、きちんと知識を学んでから経験するとより深まることを、ウロコミュニティに参加したことで自分自身が体感しました。。今はひとつの体験をさせる前に、どんな知識や情報を子どもたちに伝えたらいいのかを考えるようになりました。

あと、新しい経験をしたときって、いつもと違う気持ちになりますよね。よく学校で言われるのが「教師が本当に思っているかどうかは子供たちに伝わる。上辺だけの発言は絶対に伝わってしまう」ということです。子どもは毎日が新しいことの連続なんです。ウロコミュニティでは、私自身が新しいことに常に向き合っているので、子どもたちの新しいことへの不安に寄り添えるようになりました。大人になると、不安や、新しいことへ挑戦する経験は少なくなります。今までは子どもたちに「うん、不安だね。でも大丈夫やって、できるって!」みたいな、ちょっと強制的で、時間を気にしているような発言をしていたんですが、今は子どもたちとは別の事柄ではあるけど、私自身が同じタイミングで初めてのことを経験しているので、すごく子供に寄り添えていると思います。

イベントで学び、体験する。だから、実践できる。

(第1期のウロコ定期便7月号、プラなし生活の古賀陽子さんを迎えてのイベント)

かずみ ウロコミュニティを通して、自身の生活や心境に変化はありましたか?

じゅじゅちゃん ウロコミュニティは生活に身近なことをテーマにしているので、今まで普通に生活していたら、気にならなかったことに気づき始めました。例えば、食品ロスがテーマのイベントが終わったあと、この食べ残しはどこにいくんだろう?とか、今まではスルーしていたことを最近では立ち止まって考えるようになりました。

そして、ウロコミュニティで様々なことを知るようになって、生活の選択肢が増えたと実感しています。例えば、食品ロスやプラスチックごみを出さないようにどういう行動があるのかを考え、出来る範囲でやってみています。
私は”人生を豊かにする方法”の一つは「価値観・視点が増えることで選択肢が増える」だと思っています。ウロコミュニティを通して、プラスチックゴミを出さない暮らしなど、生活の選択肢が増えたことは、私にとってとても大きいと感じています。

友達と話をしていても生活や思考の選択肢は増えるけれど、「真面目にきちんと話そう!」「真面目に学ぼう!」と考える機会はあまりないんですよね。また、普通の生活をしていても「エコについて学びましょう」と考え始めたところで、どこで、誰に学べばいいかわからない。でも、このウロコミュニティの半年間で、体験もでき、話も聞けて、また他の会員の方と一緒に話し合いもできたことが、ちゃんと学んで、納得でき、生活に実践するところまで落とし込めた要因と感じています。
きちんと落とし込めたことで、自分の価値観や視点が増え、自分の人生を豊かにする一歩になっています。

かずみ 私たちの活動がじゅじゅちゃんの生活の選択肢を広げるお手伝いができていることは本当に嬉しいです!私自身もウロコミュニティを通して同じように視野や生活の選択肢が少しづつ広がっているなと改めて気づかされました。第2期ウロコミュニティも楽しんでくださいね!

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